現地時間の10月15日、デンマークのオーデンセでデンマークオープンが開幕した。初日は、男女シングルス、男女および混合ダブルスの1回戦(ラウンド32)の前半がそれぞれ行われた。桃田賢斗(東日本電信電話)は順調に勝利する一方で、山口茜(再春館製薬)、“ホキコバ” 保木卓朗、小林優吾(ともにトナミ運輸)“タカマツ”髙橋礼華・松友美佐紀(ともに日本ユニシス)、ペアが一回戦で敗れる波乱が起きた。
男子シングルスでは、連覇を目指す世界ランク1位の桃田賢斗が香港の選手を2-0(21-15、21-17)で危なげなく下した。西本拳太と常山幹太(トナミ運輸)は、翌16日に試合を行う。
女子シングルスでは、奥原希望(太陽ホールディングス)がタイの選手に2-1(18-21、21-9、21-16)で逆転勝ちを収めた。世界ランク4位の世界ランク2位の山口茜が同ランク27位の香港の選手に0-2(19-21、18-21)に敗れた。大堀彩(トナミ運輸)、髙橋沙也加(日本ユニシス)は翌16日に出場する。
男子ダブルスでは、世界ランク11位の“ホキコバ”こと保木・小林ペアが同ランク36位のイングランドのペアに0-2(14-21、17-21)のストレート負けを喫した。“ソノカム” 園田啓悟・嘉村健士(トナミ運輸)、遠藤大由・渡辺勇大ペア、井上拓斗・金子祐樹ペア(4人ともに日本ユニシス)は翌日16日に出場する。
女子ダブルスでは、世界ランク1位の永原和可那・松本麻佑(ともに社北都銀行)ペアがインドのペアに2-0(25-23、21-18)で勝利した。世界ランク4位の“タカマツ”こと髙橋礼華・松友美佐紀(ともに日本ユニシス)は、タイのペアに1-2(21-12、17-21、21-17)で敗れ、2016年以来の大会制覇はならなかった。櫻本絢子・髙畑祐紀子(ともにヨネックス)ペア、連覇を狙う“フクヒロ”こと 福島由紀・廣田彩花(ともにアメリカンベイプ)は、翌16日に出場する。
混合ダブルスでは、保木卓朗・永原和可那ペアが2-1(21-17、20-22、21-17)でインドネシアのペアに勝ちきった。渡辺勇大・東野有紗の日本ユニシスペアは、フランスのペアに1-2(19-21、21-13、19-21)で敗れた。金子祐樹・松本麻佑ペアも、台湾のペアに0-2(17-21、17-21)でストレート負け。翌16日には、権藤公平(トナミ運輸)・栗原文音(日本ユニシス)が出場する。
世界ランクで出場枠を争うTokyo2020(東京五輪)に向けて、各選手は厳しい競争を勝ち抜くためにも、今大会も上位進出を狙う。
【東京オリンピック出場枠争い】バドミントン:出場権は世界ランクによって決定...女子ダブルスは日本勢が上位を独占
BWF(世界バドミントン連盟)は、台風19号が直撃した日本に、公式インスタグラムで応援を呼び掛けている。
日本人参加選手一覧
男子
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桃田賢斗(東日本電信電話)
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西本拳太(トナミ運輸)
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常山幹太(トナミ運輸)
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園田啓悟(トナミ運輸)
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嘉村健士(トナミ運輸)
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保木卓朗(トナミ運輸)
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小林優吾(トナミ運輸)
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権藤公平(トナミ運輸)
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遠藤大由(日本ユニシス)
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渡辺勇大(日本ユニシス)
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井上拓斗(日本ユニシス)
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金子祐樹(日本ユニシス)
女子
- 山口茜
- 志田千陽
- 松山奈未(再春館製薬)
- 奥原希望(太陽ホールディングス)
- 大堀彩(トナミ運輸)
- 福島由紀(アメリカンベイプ)
- 廣田彩花(アメリカンベイプ)
- 櫻本絢子(ヨネックス)
- 髙畑祐紀子(ヨネックス)
- 永原和可那(社北都銀行)
- 松本麻佑(社北都銀行)
- 髙橋沙也加(日本ユニシス)
- 髙橋礼華(日本ユニシス)
- 松友美佐紀(日本ユニシス)
- 東野有紗(日本ユニシス)
- 栗原文音(日本ユニシス)