中国・南寧で開催中のバドミントン男女混合の国別対抗戦『スディルマンカップ2019』は5日目の23日、日本が所属する「グループ1」の準々決勝2試合が行われ、中国とタイが準決勝進出を決めた。
男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスを1試合ずつ行い、先に3勝したチームを勝者とする今大会。日本も所属し、トップレベルのチームが集まる「グループ1」は準々決勝初日、中国対デンマーク、韓国対タイが行われた。
過去15回開催のスディルマン杯で10度の優勝を誇る強豪中国は、デンマークとの初戦、混合ダブルス世界ランク1位のジェン・シーウェイ/ファン・ヤチョンペアが3 – 1で手堅く勝利すると、続く男子シングルスではチェン・ロンが0 – 2でビクター・アクセルセンに敗北。3戦目の男子ダブルスで再び中国が白星をあげると、女子シングルスで同1位のチェン・ユーフェイがミア・ブリッチフェルドを難なく下した。この時点で中国が3勝となり、最後の女子ダブルスは打ち切りとなった。
前回大会で優勝し2連覇をめざす韓国は、日本が前日の予選リーグで下したタイと対戦。タイが混合ダブルス、男子シングルスを連取すると続く男子ダブルスでは韓国が勝利。しかし4戦目の女子シングルスで再びタイが白星をあげ、3勝。こちらも最後の女子ダブルスは打ち切りとなった。
24日の準々決勝2日目は、日本がマレーシアと、台湾がインドネシアと当たる。