バドミントン・ジャパンOP:男子シングルス桃田賢斗がストレート勝ちで2回戦へ

1 執筆者 佐藤隆弘
勝利が決まった瞬間、ガッツポーズを見せた桃田

バドミントンのジャパンオープンは大会初日が、東京の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗がデンマーク選手を21-17、22-20のストレートで勝利し、初戦突破を果たした。

「1試合1試合どん欲に勝ちに行こうと決めて、出し惜しみしている場合じゃないと思ったので、1ゲーム目からギアを上げてプレーしていこうと思っていました」という言葉通り、序盤から高いテンションでプレーした桃田は一時は11ポイントのリードを奪うなど第1ゲームを圧倒し、21-17で第2ゲームを迎える。第2ゲームも優位に進めていた桃田だったが、中盤に追いつかれると、その後は一進一退の攻防に。迎えたマッチポイントではスマッシュをネットに掛けてしまう苦しい展開となったが、最後は粘り強くポイントを奪い、22-20で第2ゲームを奪うと2回戦進出を決めた。

2回戦は25日に行われる予定の桃田は、「今日の1ゲーム目のような、しっかりと足を動かしてディフェンスして、長いラリーに持っていく。強い気持ちで押し切るというプレーを心がけて試合に臨んでいきたい」と今大会への意気込みを語った。

もっと見る