バドミントン・ジャパンOP:奥原希望が日本人対決を制し、2回戦進出

1 執筆者 佐藤隆弘
日本人対決を制し、2回戦へと駒を進めた奥原希望(写真はインドネシアOP)

23日に東京、武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕したバドミントン・ジャパンオープンで、女子シングルス世界ランク2位の奥原希望が、川上紗恵奈との日本人対決をストレート勝ちで制し、2回戦へと駒を進めた。

第1ゲームでは奥原が中盤から一気に川上を突き放すと、そのままリードを広げて21-9で第1ゲームを奪う。第2ゲームでは川上がB代表の実力を発揮し、シーソーゲームの展開に。しかし、最後は奥原が底力を見せ、21-17で第2ゲームを奪い、1回戦突破を決めた。

試合後、奥原は初戦について「すごく緊張しました。ジャパンオープンという独特な雰囲気を久々に感じて、圧倒されたんですけど...」と感想を述べた。

また、対戦相手の川上については、「今日戦ったのはB代表の選手ですけど、これから日本を背負っていく選手だと思います。東京(五輪)のその先...今の日本にトップ選手が多い中で、ジュニアの選手が上がってきてくれることがシニア選手、A代表にも刺激になりますし、すごくいいことだなと思います。負けられないという気持ちだけでなく、これからの選手と戦えるのはいいことなんじゃないかなと思います」と若い選手と戦うことの意味を語った。

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