9月のFIBAバスケットボール・ワールカップにも出場した日本代表の馬場雄大が、NBA下部組織にあたるGリーグのテキサス・レジェンズと正式契約を結んだ。10月17日、球団および本人が明らかにした。
馬場はNBA開幕前キャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約をダラス・マーベリックスと結んでいた。プレシーズンゲーム(オープン戦)3試合出場後、ウエーバーでの他球団交渉期間に入り、他球団獲得がなかったことからレジェンズとの正式契約に至った。
NBAメンフィス・グリズリーズとGリーグのメンフィス・ハッスルとの2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太とは違い、馬場はレジェンズのみとの契約とみられる。Gリーグチームのみとの契約では、活躍次第でマーベリックス以外のNBAチームから声がかかる可能性もある。
レジェンズは今月下旬からキャンプを開始し、11月8日にアウェイでハッスルとの開幕戦を行うため、状況次第では渡邊とコート上で対峙する可能性がある。