【バスケットボール】コービーら、米国の金メダリストらが殿堂入り

1 執筆者 鈴木花
2008年、2012年のオリンピック2大会連続で金メダルを獲得したコービー・ブライアント(写真は2012年ロンドン大会)

現地時間の4月4日(日本時間4月5日)、米国の『ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂』は、2020年の殿堂入りを果たした人物たちを発表した。今年1月にヘリコプター事故で亡くなったコービー・ブライアントらオリンピックのメダリスト男女4人が殿堂入りを果たした。

今年、殿堂入りに選ばれたのは、合計で9人。男子選手ではコービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケヴィン・ガーネットの3人。女子選手は、オリンピックで4度金メダルを獲得しているタミカ・キャッチングス。

男子のコーチからは、エディ・サットンとルディ・トムジャノビッチの2人が選出された。トムジャノビッチは、2000年のシドニー五輪で米国代表を金メダルに導いている。女子のコーチからは、キム・マルキー、バーバラ・スティーブンスの2名、そして国際バスケットボール連盟および国際オリンピック委員会で長年に渡って活躍したスイス人のパトリック・バオマンが表彰された。

コービー・ブライアントは、2008年北京大会、2012年のロンドン大会で五輪金メダルを手にしている。ケヴィン・ガーネットは、ルディ・トムジャノビッチが率いる米国代表として、2000年のシドニー五輪の金メダルに貢献した。2004年のアテネ五輪に出場したティム・ダンカンは、銅メダルを獲得している。女子のタミカ・キャッチングスは、2004年のアテネ五輪以降、2016年のリオ五輪まで4大会連続の金メダリストとなった。

今年の殿堂入りを果たした人物を称える式典は、現地時間の8月29日、マサチューセッツ州スプリングフィールドで行われる。

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