男子テニス世界ランキング8位の錦織圭が、10月22日中にも右肘の手術を受けると所属事務所が明らかにした。
錦織は、9月上旬の全米オープン後、かねてからの故障箇所である右肘の不調を理由に、楽天ジャパンオープン(9月30日~10月6日)、エルステバンク・オープン(10月19日~27日)を欠場。並びに11月18日にスペイン・マドリードで開幕の男子国別対抗戦のデビスカップの日本代表も辞退し、マスターズ大会(10月26日開幕、パリ)の欠場も決まっていた。
事実上今季を終えたことで、右肘の手術に踏み切ったことを錦織本人、およびマネージャーであるオリバー・ヴァン・リンドンク氏も朝日新聞記者のツイートをリツイートする形で明らかにした。12月復帰を想定しているという。
今回、デビスカップ辞退により、Tokyo2020(東京オリンピック)出場資格の条件となる日本代表戦回数が2回分足りない状況となったが、錦織はリオ五輪での銅メダル獲得など代表戦への貢献度も高く、例外規定での出場が見込める。
なお、デビスカップ決勝には、西岡良仁、内山靖崇、杉田祐一、ダニエル太郎、マクラクラン勉が日本代表として出場する。