現地時間7日、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は、現在世界中で感染拡大が問題となっている新型コロナウイルスについて、現場での対応策を共同でリリースした。
発表された内容は、コート入場時にプレーヤーは子供やマスコットと触ってはならない、ボールキッズは試合中にタオルや飲料を扱わない、ボールキッズはコート内において手袋を着用する。
プレーヤーが使用し、肌に身につけたものやタオルなどはファンに配布したりしない。プレーヤーはサインのためだったとしても、ペンやボールなどを受け取ることを禁ずる。その他、プレゼントも受け取ってはいけない。などの制約が設けられている。
ATPとWTAは「選手、ファン、スタッフ、大会運営に関わる人達の健康と安全は最も重要であり、新型コロナウイルスが感染拡大するにつれ、これは我々が厳守すべき常識的な予防策だ」との声明を発表している。
「我々は今後も日々変化する状況に注意を払い、プレーヤーやトーナメントに可能な限り影響が出ないよう尽力する。そのために公衆衛生当局と引き続き協力していく」
なお、これらの対応策は3月9日(月)よりスタートする、ATP1000 インディアンウェルズより早速適応となる予定。