現地時間12日、男子プロテニス協会(ATP)は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ATPツアーと同チャレンジャーツアーを6週間にわたって中止すると発表した。
この結果、4月下旬までは男子の公式戦が見送られる形となり、マイアミ・オープン、モンテカルロ・マスターズ、バルセロナ・オープンなどの6大会が該当となる。
現時点では4月最終週よりツアー再開の方向性にあるが、今後の状況次第では中止期間をさらに延期する可能性もありそうだ。
一方で女子プロテニス協会(WTA)はマイアミ・オープン、ボルボ・カー・オープンなど、アメリカ、メキシコ、コロンビアで行われる4大会の中止を発表。それ以外については現時点で中止の対象としていないが、全仏に向けたクレーコートシーズンについては「今後決定する」と言及。当面のところは様子を見る方針だが、今後中止の該当大会がさらに広がる可能性を示唆している。