【テニス】女子元世界ランク1位ウォズニアッキが2020年の全豪OPを最後に引退

1 執筆者 千葉正樹
リオ五輪開会式でのウォズニアッキ

女子テニスの元世界ランキング1位、キャロライン・ウォズニアッキが自身のSNSを通し、2020年1月の全豪オープンをもって現役引退することを表明した。

ウォズニアッキは「15歳からプロとしてプレーしてきて、いろんな驚きの連続だった。WTAツアーを30度制し、71週の世界ランキング1位、WTAファイナルズ優勝。それに五輪には3度出場し、デンマークの旗手も務めた。2018年には全豪でグランドスラム優勝も実現できた。自分が目標としてきたことはすべて成し遂げた」とメッセージを発信。

「私は生きていく中で、テニス以外にもやってみたいことがたくさんあると認識するようになったの。そして決断するときが来たということ。来年1月の全豪を最後に、私は現役生活を終えることを報告します。ただ、自分の健康が損なわれたわけではないし、さよならというわけではないの。これから新しい旅を始めることになるからとてもワクワクしている」

1990年生まれ、現在29歳のウォズニアッキは2005年に15歳でプロ入り。2010年に世界ランキング1位に立ち、ここまで女子プロテニス界トップ選手の一人として10年以上にわたり活躍してきた。グランドスラムのタイトルにはなかなか手が届かなかったが、2018年の全豪を制し、キャリア14年目にして念願のビッグタイトルを獲得。

デンマーク代表としてオリンピックには2008年の北京大会から3大会連続で出場し、リオデジャネイロオリンピックでは開会式でデンマーク選手団の旗手を務めた。

また、私生活では2019年6月にプロバスケットボール選手のデイビッド・リーと結婚し、注目を集めていた。

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