20日に開幕するグランドスラム大会、全豪オープンを前に現地時間18日、大坂なおみがメルボルン・パークで公式会見に臨んだ。
2019年の全豪では自身2つ目となるグランドスラムタイトルを獲得した大坂。前大会については「去年はまだ若く、怖いもの知らずで向かっていくことができた。だけど今となっては追われる苦労が分かるようになったし、勝ちながらも感謝の気持ちをもちながらプレーできるようになった」と語った。
2019年の全米もディフェンディングチャンピオンとして臨んだが、その時の経験が役に立っているとの見解も示している。
「同じように連覇が懸かっていた去年の全米オープンよりもリラックスしている。ある程度緊張やメンタルもコントロールできるようになったし、去年よりいいプレーができると思う」
「でももし第1ラウンドで負けてしまったら、私は世界ランキングで一気に10位以下に落ちてしまうかもしれないわね。それはとても大きなプレッシャーだけど、自分ができることに集中して、勝利をつかみ取りたいと思っている」
また、今大会は新コーチウィム・フィセッテ氏を迎えてから初のグランドスラム大会となる。新コーチについては「多くの知識を得ることができる状況になっている。コーチはいろんな選手と多くの経験を積んできたから、私にはないような数多くの引き出しがある。まだ1大会(ブリスベン国際)しか一緒に戦っていないけど、うまくいっている感じがする」と言及した。
大坂なおみは全豪連覇、自身3つ目のグランドスラムタイトルを獲得できるのだろうか。第3シードの大坂は1回戦、世界ランキング59位のマリー・ボウズコワ(チェコ)と激突する。