男子テニスの内山靖崇が、2020年1月3日~12日にかけてオーストラリアで行われる国別対抗戦、ATPカップを欠場することを表明した。
内山は自身のSNSを通して「ATPカップは欠場して全豪オープン(1月20日~2月2日)から復帰予定です。今日もリハビリで新しい治療をトライしました。1日も早く復帰出来るように頑張ります」とメッセージを発信している。
東京オリンピックのテニス競技は、2020年7月25日から8月2日にかけて行われる。その出場資格は2020年6月8日時点でのATPランキング上位56選手となるが、1カ国につき最大4名までと定められている。内山は現在81位で、日本人では錦織圭の13位、西岡良仁の73位に続く日本人3番手に付けている。
来夏、ランキング56位に入るためにはそれまでに公式戦で、いかにポイントを稼ぐかが重要になる。内山は2020年初戦のATPカップを欠場することになったが、五輪出場権獲得に向け真価の問われるシーズンとなりそうだ。