【テニス】全仏オープンが9月開幕に延期…急展開に大坂なおみ、西岡良仁らも動揺隠せず
現地時間17日、フランステニス連盟(FFT)は、テニスの4大大会の一つである全仏オープンについて、9月20日~10月4日に後ろ倒しする発表した。この知らせは日本の有力選手たちにとっても寝耳に水だったようだ。
大坂なおみは自身の公式『Twitter』で、ローランギャロス公式を引用リツイートしながら「すみませんが、今何と?」とフランス語で反応した。
西岡良仁も「これはとても驚いた。ヨーロッパシーズン全般無くなるのかな?」とスケジュール調整に懸念を示している。
また、内山靖崇は全仏オープンが延期となったことに対する、レーバーカップや全米オープン公式の見解を用いて「全米オープンやレーバーカップが怒りの声明。他のグランドスラムやATP(男子プロテニス協会)に相談せずに全仏の日程が決まるってあり得ない」とメッセージを発信。運営側が独断で全仏オープンの日程を延期したことについて疑問の声を上げた。
女子シングルスの土居美咲もSNSで「ん!?USオープンの1週間後!?ハードからクレーにそんな短期間で調整できる!?怪我しなきゃ良いけど(汗)他の大会もスケジュール組み直すのか...??」と反応を示した。これまで6月に予定されていたクレーコートシーズンが突如秋にずれ込むことで、クレーに順応する時間がないと懸念している模様。
急きょ開催延期が決まった全仏オープン。各ツアー公式戦も今後スケジュールの組み直しとなる可能性が高いだけに、選手たちにとって過密日程及び参戦する大会の調整について、頭を抱える想定外の事態となっているようだ。