6日から本戦がスタートするテニスのATPツアー「ATP1000上海」を、ラファエル・ナダルが負傷欠場することが明らかになった。ATP(男子プロテニス協会)が公式メディアを通して明らかにしている。
ナダルは9月上旬にグランドスラム大会「全米オープン」男子シングルスを制し、生涯グランドスラムの優勝回数が19に達した。その後、9月下旬にスイスで行われた「レーバーカップ」に参戦したものの、この大会では左手首の負傷を理由に3日目の試合を欠場していた。そして迎える上海OPについても、ナダルは万全でないことから、参加を見送る運びになったようだ。
ナダルは2019年全米と全仏の2つのグランドスラム大会を制覇。その他「ATP1000ローマ」、「ATP1000モントリオール」オープンも戴冠を果たしており、シーズン最後に年間成績上位8傑で行われる「Nitto ATPファイナルズ」への参加もすでに決めている。
ファイナルズまでに万全の状態に戻して、ナダルは良い形でシーズンの締めくくることができるのか、今後の復調が期待される。