現在ATPランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同2位のラファエル・ナダル(スペイン)が、同胞の選手とダブルスを組み、公式戦に出場することとなった。
3月12日より開幕となるATP1000インディアンウェルズで、ジョコビッチはビクトル・トロイツキ(セルビア)と、ナダルはマルク・ロペス(スペイン)とのコンビでダブルスにエントリーしていることが明らかになった。大会公式メディアが公表している。
ジョコビッチとトロイツキは過去にもダブルスを組んでおり、同大会ではこのコンビで3度出場歴がある。
一方、ナダルとロペスは2010年と2012年にこの大会をダブルスで制しており、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは男子ダブルスで金メダルを獲得した組み合わせでもある。
ジョコビッチとナダルは2020年、東京五輪の男子シングルスに照準を合わせている。一部メディアによると、ダブルスでの五輪出場も想定し、同胞の選手と組んで複での公式戦エントリーに至ったのではないかとの見方も。
現時点でダブルスでの五輪挑戦となるかどうか不明だが、今後ジョコビッチとナダルは大舞台を前に、シングルスだけでなくダブルスでの五輪参戦を表明することになるかもしれない。