テコンドーGP千葉大会:松井隆太は2回戦、長野聖子・江畑秀範は1回戦敗退

1 執筆者 渡辺文重
女子49キロ級を制したパニパク・ウォンパタナッキ(タイ)

世界テコンドー連盟(WT)が主催する世界大会「千葉2019ワールドテコンドーグランプリ」が9月13日に開幕。会場となる千葉ポートアリーナでは15日までの3日間、各階級の世界王者を決定する戦いが行われた。

大会2日目となる14日は、女子67キロ級、男子58キロ級、男子80キロ超級を実施。日本からは男子58キロ級に松井隆太(HANARO)が出場した。松井は1回戦、ダミアン・ビジャ(アメリカ合衆国)に26-13で勝利を収める。しかし2回戦は、ゲオルギー・ポポフ(ロシア)を相手に苦戦。2ラウンド終了時点で9-29と20ポイント差をつけられ、ポポフがPTG(ポイントギャップ)で勝利を収めた。

男子58キロ級の結果は、金メダルがジャング・ジュン(韓国)、アーミン・ハジポー・セイハラニ(イラン)、銅メダルはエイドリアン・ビセンテ・ユンタ(スペイン)とヴィト・デラクイラ(イタリア)だった。

女子67キロ級メダリスト

金:マグダ・ウィエト・ヘニン(フランス)

銀:マテア・イエリッチ(クロアチア)

銅:グオ・ユンフェイ(中国)

銅:ニゴラ・トゥルスンクロワ(ウズベキスタン)

男子80キロ超級メダリスト

金:イン・キョドン(韓国)

銀:ウラジスラフ・ラーリン(ロシア)

銅:ラジク・イサエフ(アゼルバイジャン)

銅:サッジャド・マルダニ(イラン)

大会3日目となる15日は、女子49キロ級と男子80キロ級が開催。女子49キロ級には長野聖子(大分ケーブルテレコム)が、男子80キロ級には江畑秀範(スチールエンジ)が出場した。なお女子49キロ級に出場予定だった山田美諭(城北信用金庫)は、負傷のため欠場となった。

長野は1回戦でナタリア・アンティペンコ(ロシア)と対戦して7-22で黒星。江畑はニコラス・ステファン・S・コルテン(ベルギー)と1回戦で対戦し、8-11で敗れた。

女子49キロ級メダリスト

金:パニパク・ウォンパタナッキ(タイ)

銀:ウ・ジンユ(中国)

銅:ティヤナ・ボグダノヴィッチ(セルビア)

銅:シム・ジェイヤング(韓国)

男子80キロ級メダリスト

金:ミラド・ベイギ・ハルチェガニ(アゼルバイジャン)

銀:マキシム・カラマトフ(ロシア)

銅:アントン・コトコフ(ロシア)

銅:トニ・カナエト(クロアチア)

もっと見る