【スポーツクライミング】ボルダリングジャパンカップ決勝・結果|男子は原田海、女子は伊藤ふたばが優勝…東京五輪代表の楢崎智亜、野口啓代は準優勝

1 執筆者 鈴木花
伊藤ふたばは、2017年以来2度目の優勝を飾った(写真は2019年世界選手権八王子大会)

2月9日、東京の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で『第15回ボルダリングジャパンカップ』の2日目が行われた。この日は男女ともに準決勝と決勝が行われた。男子では原田海(日新火災)が優勝し、女子は伊藤ふたば(TEAM au)が優勝した。Tokyo2020(東京五輪)代表の楢崎智亜、野口啓代(ともにTEAM au)は、ともに準優勝。

上位6名まで決勝進出できる準決勝では、高校生の川又玲瑛(栃木県立宇都宮南高等学校)が首位に立った。原田海は3位、楢崎智亜は4位で決勝進出。楢﨑明智、藤井快ら(ともにTEAM au)ら国際大会で実績ある選手たちが、準決勝敗退の波乱の大会となった。

決勝では、原田と楢崎が、それぞれ2度完登。ボーナスポイントの差で原田が金、楢崎が銀メダルを獲得した。3位には、井上祐二(福井県山岳連盟)が続く。

女子の準決勝では、野口啓代、野中生萌(XFLAG)、伊藤ふたばら有力選手が順当に上位を占めた。決勝では、伊藤と野口がそれぞれ3度完登したものの、ボーナスポイントの差で伊東にタイトルが渡った。3位には、2度完登した野中が入った。

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