8月11日から東京・エスフォルタアリーナ八王子で開催されているIFSCクライミング世界選手権は最終日となる21日、男子コンバインド(複合)決勝を開催。8人で争われる決勝には、日本から楢崎智亜(TEAM au/予選3位)、藤井快(TEAM au/同4位)、原田海(日新火災/同5位)、楢崎明智(TEAM au/同7位)の4選手が進出した。
スポーツクライミング・コンバインドはTokyo 2020(東京五輪)から正式採用された競技・種目で、「スピード」「ボルダリング」「リード」の3種目を行い、最終順位を決定する。この大会で7位以内となった日本人最上位選手が、東京五輪の代表に内定。20日に行われた女子決勝では、銀メダルを獲得した野口啓代(TEAM au)が内定となっている。
3種目のうち最初のスピードは1対1のノックアウト方式。楢崎智はファイナルに進出するも、リシャット・カイブリン(カザフスタン)に敗れて2位となった。スモールファイナルを制した原田は3位。楢崎明は5位、藤井は6位となっている。