ノルディックスキー女子ジャンプのFISワールドカップ北海道大会の最終日(女子個人第5戦)が1月12日、札幌大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で行われ、地元の表彰台を狙った高梨沙羅は5位だった。伊藤有希も6位で、日本勢はメダルを逃した。
前日の第4戦で4位だった高梨沙羅(クラレ)は、改めて地元出身として表彰台を狙ったが、1回目121.5メートルと伸びず、2回目は130メートルで、合計214.9点の5位にとどまった。6位には同じく北海道出身で、2017年大会覇者の伊藤有希(土屋ホーム)が続いた。
最終日を制したのは、エバ・ピンケルニヒ(オーストリア)で、135.5メートル、130メートルの計250.8点。2位はマーレン・ルンビ(ノルウェー)で計239.6点。ルンビは前日の最長記録139メートルを超える139.5メートルをマークしたが、1回目が121.5メートルと伸びなかった。前日の覇者、新星マリタ・クラマー(オーストリア)は210.0点で6位だった。
ほかの日本勢は、丸山希(明治大学)は15位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は19位、岩渕香里(北野建設)は31位、小林諭果(CHINTAI)は33位で、いずれも表彰台に届かなかった。