ノルディックスキー女子ジャンプのFISワールドカップ北海道大会(女子個人第4戦)が1月11日、札幌大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で開幕し、地元日本の高梨沙羅は4位に入った。初日1位はマリタ・クラマーでW杯初優勝だった。
平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(クラレ)は126メートル、132.5メートルの合計262.3点で4位となり、地元北海道(上川郡上川町出身)の表彰台を逃した。今季は第2戦のリレハンメル大会で3位に入っていた。明日2日目の優勝を狙う。
優勝は18歳の新星マリタ・クラマー(オーストリア)で、1回目131メートル、2回目135メートルと安定した飛行で279.6点をスコアした。2位は2回目で今大会最長の139メートルを記録したマーレン・ルンビ(ノルウェー)で275.0点、3位は271.1点のエバ・ピンケルニヒ(オーストリア)。
ほかの日本勢は、伊藤有希(土屋ホーム)は9位、丸山希(明治大学)は15位、岩渕香里(北野建設)は21位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は24位、小林諭果(CHINTAI)は29位だった。
予選が予定されていた10日は会場設備機器の不具合により中止となり、11日午前から予選が行われ、16時半から本番が実施された。12日の2日目は9時から予選、10時から本戦が行われる。