【スキージャンプ】W杯男子個人第5戦:昨季総合王者の小林陵侑が今季W杯初優勝

1 執筆者 渡辺文重
昨季フォーヒルズ・トーナメント(ジャンプ週間)で全勝優勝を達成した小林陵侑

FIS(国際スキー連盟)ジャンプ・ワールドカップ(W杯)男子個人第5戦クリンゲンタール大会(ドイツ)が、現地時間12月15日に行われた。昨季総合王者の小林陵侑(土屋ホームスキー部)が今季W杯初優勝、W杯通算14勝目を挙げた。佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)は6位だった。

ヒルサイズ(HS)140メートル。小林は1回目のジャンプで136.5mを記録し、140.6点で首位に立つ。2回目も134mの飛翔で136.4点。合計277.0点で表彰台の中央に立った。上位3選手と日本人選手の結果は以下の通り。

  • 1位:小林陵侑(土屋ホームスキー部)277.0
  • 2位:シュテファン クラフト(オーストリア)274.0
  • 3位:マリウス リンヴィク(ノルウェー)269.5
  • 6位:佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)265.2
  • 16位:中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)244.6
  • 21位:伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)236.2
  • 33位:葛西紀明(土屋ホームスキー部)108.9 ※1回のみ
  • 36位:小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)105.6 ※1回のみ

小林はクリンゲンタール大会の優勝により、今季W杯ランキングでもクラフトを抜いて首位に立っている。

スキージャンプW杯ランキング

  • 1位:小林陵侑(土屋ホームスキー部)290
  • 2位:シュテファン クラフト(オーストリア)276
  • 3位:ダニエル=アンドレ タンデ(ノルウェー)273
  • 7位:佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)178
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