J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、日本の新型コロナウイルス対策について「コントロールできている」との見解を示した。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で深刻化しており、世界中の主要サッカーリーグは中断を余儀なくされている。また、東京オリンピックも2021年へと延期が決まった。
とりわけヨーロッパではその感染スピードが懸念されているが、日本は欧米に比べてそこまで爆発的な感染者増とはなっていない。この状況に神戸で暮らしているイニエスタは、日本の対応について『#YoMeCorono』のキャンペーンを通して語った。
「問題が大きくなって1カ月ほど経過したが、日本はよくコントロールできていると感じている。やはり効果的だったのは学校や大規模なイベントを閉鎖したことじゃないかな。結果、最小限に抑えることができていると思う」
その一方で母国スペインについては多くの感染者が出ており、感染拡大に歯止めがかからない状況を危惧している。
「今のスペインについて心配しているよ。誰もが自分の役割を果たし、状況が良くなることを願っている。今僕に出来ることはサポートと、励ましのメッセージを送ることだけだ」
同僚の酒井高徳の他、ヴィッセル神戸からはスタッフも新型コロナウイルスに感染したと伝えられている。だがイニエスタは日本の感染症対応について、好意的な印象を抱いているようだ。