【サッカー】1年延期も東京五輪の男子サッカーは1997年1月生まれのU-24世代が出場可能か…FIFAで承認へ

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2021年の五輪はU-24が出場可能になる見通し

国際サッカー連盟(FIFA)は、東京オリンピック男子サッカーの出場年齢が引き上げとなるよう、調整を進めているようだ。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、7月24日に開幕予定だった東京オリンピックは2021年夏に1年間延期されることが決まったことは周知のとおり。

だがこの決定に伴い、3つのオーバーエイジ枠を除いてU-23代表チームで大会に望むという制約があることから、1997年生まれとなる世代が2021年の東京五輪では出場資格を失うのではないかとの指摘もされていた。

3日、FIFA評議会の事務局により立ち上げられた、新型コロナウイルス対策のワーキンググループによる最初の会議が開催された。その議題について「延期された男子オリンピックフットボール大会(予選と決勝大会)について、想定されていた基準を維持する(1997年1月1日かそれ以降に生まれた選手と3名の追加選手)」と明記されている。

なお、これはあくまでもワーキンググループで議題となったもので、まだ正式決定には至っていない。だが今後FIFA評議会の承認を得て、2021年の東京大会ではU-24まで出場が可能になる見通し。