イングランド・プレミアリーグは現地時間3月11日、同日に開催予定のプレミアリーグ第28節マンチェスター・シティ対アーセナル戦について、新型コロナウイルスの影響で延期することを公式サイト上で発表した。新型コロナウイルスの影響で試合が延期となるのは、プレミアリーグではこの試合が初となる。
今回の延期は、オリンピアコス(ギリシャ)のオーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏が、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことを受けてのもの。オリンピアコスは、UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦でアーセナルと対戦。アーセナルのホームで行われた、2月27日のセカンドレグ(第2戦)に観戦に訪れたマリナキス氏が、アーセナルの選手やスタッフと会っていた。
イギリス政府は新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触した場合、接触した日から14日間の隔離を推奨している。そのため、アーセナルは試合開催ができないと判断され、試合の延期が決定した。代替日については決まっていない。
なお、同10日、イギリス国内では保健省の政務次官が自ら新型コロナウイルスの感染を発表したものの、同国内でのイベント等の自粛要請は出ておらず、プレミアリーグはその他の試合を延期する予定はないと発表している。
感染が急速に広がる欧州では、特に感染率が高いイタリアのセリエAが4月3日まで中断、フランスやスペイン、ポルトガルなどでも無観客試合が相次いでいる。