21日、天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会、準決勝の2試合が行われた。
準決勝、ヴィッセル神戸vs清水エスパルスのカードは13分にアンドレス・イニエスタが先制ゴールを決めると、33分に田中順也が追加点を決めリードを2点に広げる。その直後に清水が1点を返し、2-1で前半を折り返す。
後半に入り、神戸の古橋亨梧が追加点を決めてスコアが3-1となり、試合はこのままフルタイムを迎えた。
もう一試合、鹿島アントラーズvsV・ファーレン長崎はいきなりスコアが動く。開始4分、ミドルシュートのこぼれ球にセルジーニョが詰め、鹿島が先制点を獲得。23分にはセットプレーから長崎のOGを誘発し、スコアは2-0に。37分、長崎に1点を返され、2-1でハーフタイムへ突入する。
後半に入り、鹿島はセットプレーからブエノが3点目を奪うも、長崎は呉屋大翔の投入で徐々に盛り返し、1点を返して3-2と1点差に詰め寄る。だが鹿島はこのまま反撃をしのぎ切って、3-2でフルタイムを迎えた。
この結果、決勝進出チームはヴィッセル神戸と鹿島アントラーズに決定。両者は2020年1月1日に新国立競技場で激突する。