元日本代表MF本田圭佑が、東京オリンピック出場を目標にしていると公言した。
本田は10月30日、自身のSNSを通してエールディヴィジのフィテッセでトレーニングに加わることを発表。翌日、本田はフィテッセの公式メディアを通して「フィテッセでトレーニングに参加することはこれが初めて。彼らと一緒にトレーニングできて、とても嬉しい」と語っている。CSKAモスクワ時代の恩師、レオニード・スルツキ監督が現在フィテッセを率いていることから、今回のチーム練習参加が実現した。
「(2008年から在籍したVVVフェンロ時代)オランダでは良いことも悪いことも経験し、ファンタスティックな時間だった。ここでトレーニングをする機会を得られたことは幸運だと思っています。(無所属となった)5月から個人でトレーニングをしてきたから、チームの中で汗を流したかった。今、とても満足しています」
本田は再びピッチに戻るのかどうかを問われると「これからのことはわかりませんが、来年のオリンピックでプレーしたい」と発言。改めて、2020年の東京オリンピックに、オーバーエイジ枠で参戦する意思を示した。
メルボルン・ヴィクトリー退団後、無所属の状態が続いている本田圭佑。東京オリンピックのサッカー競技を照準に合わせ、そこまでどのようなキャリアを歩んでいくのか、引き続きその動向から目が離せない状態が続きそうだ。