【サッカー】新型コロナ陽性のJFA田嶋会長と接触…イングランド協会が職員2名の隔離を公表

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JFA田嶋会長

日本サッカー協会の田嶋幸三会長が新型コロナウイルスの検査で陽性となったニュースは世界的に広く伝えられた。その余波が英国でもトピックとなっているようだ。

イギリス『Sky Sport』が伝えたところによると、イングランドサッカー協会(FA)の職員2名が、アメリカで田嶋氏と接触していたことから自主隔離に入っているという。

田嶋会長は3月上旬、アメリカで行われていたシービリーブス・カップを現地視察。8日にはイングランドvs日本が行われ、日本は0-1で敗れていた。

なお、FAは「日本サッカー協会の田嶋会長が新型コロナウイルス検査で陽性となったため、我々は大会に参加していた全選手、そしてスタッフに確認いたしました。大会中に選手や指導者に濃厚接触者はいなかったと認識しておりますが、2名の職員に接点があったと判明したため、この2名は保険機関のガイダンスに従って2週間の自己隔離に入った。本人たちに自覚症状は現時点でありません」との声明を発表している。

イングランドではアーセナル指揮官ミケル・アルテタ、チェルシーFWカラム・ハドソン=オドイに新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、プレミアリーグ含め、各主要リーグが休止となっていた。

イギリス国内でも感染拡大に歯止めが掛かっていない現状も踏まえ、イングランドサッカー協会も感染防止、及び対策には苦慮しているようだ。