エールディヴィジ、フローニンゲンの幹部は日本代表DF板倉滉を高く評価しているようだ。
2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍となった板倉。だが同選手はイギリスでの就労ビザの問題もあり、すぐさま19-20シーズン終了時まで1年半のレンタルでフローニンゲンに貸し出されていた。
間もなくレンタル期間が終了となる板倉について、フローニンゲンのテクニカルディレクター、マルク=ジャン・フレッデルス氏は「可能なら買い取りたい」とオランダ『Voetbal International』を通して語っている。
「板倉は保有権を持つマンチェスター・Cに戻ることになる。だが可能なら我々は彼のことを買い取りたいと思っているよ」
また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、エールディヴィジは3月中旬より中断期間に入っている。現時点で再開の見通しは立っていないが、フレッデルス氏は「来季に向け、さまざまなことの影響で左右される。選手の去就が決まるまで、多くのことをクリアにする必要があるだろう。まだしばらくはかかる」との見解を示している。
今季限りでフローニンゲンでのプレーを終え、現行の契約ではマンチェスター・Cに戻る予定の板倉。果たして同選手は来季どのチームでプレーすることになるのだろうか。その動向が引き続き注目されるところだ。