現地時間7日、リーガ・エスパニョーラ第27節エイバルvsマジョルカの一戦が行われた。
勝ち点27で16位エイバルが、勝ち点22で降格圏18位に沈むマジョルカをホームに迎え撃つという、残留争いのライバル同士による直接対決となった。
この試合でエイバル乾貴士は招集外、久保建英は3試合連続での先発出場を果たしている。試合はホームのエイバルが要所で決定機を創出する流れで進んだが、先制したのはアウェーのマジョルカだった。42分、久保がペナルティエリア外でFKを獲得すると、ダニ・ロドリゲスがゴール方向へクロスを入れる。このボールは巻いてそのままゴールへと吸い込まれ、マジョルカが0-1とリードして前半を折り返す。
後半に入り78分、右サイドのタッチライン沿いでアレハンドロ・ポソが突破を仕掛け、カットイン。ボックス外にいた久保へとパスを入れると、久保は相手DFを引きつけながら右足でシュートを放つ。DFの足に触れてコースが変わり、グラウンダーのシュートはポスト左内側へと当たりゴールに吸い込まれた。久保はこれが今シーズンリーガ3得点目となった。
久保は82分にお役御免となりベンチへ下がる。終盤にエイバルが1点を返したものの、マジョルカは反撃をしのぎきって1-2で勝利を収めている。マジョルカはこれが今シーズンのアウェーゲームで、待望の初勝利となった。
勝ち点を25に伸ばしたマジョルカは18位のまま変わらなかったが、残留争いに向けて弾みをつける勝ち点3奪取となった。