男子ゴルフ米国メジャーの2018-19年シーズン・プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」3日目が、現地時間の8月17日に行われた。米国イリノイ州のメダイナ・カントリークラブ(7657ヤード、パー72)では、悪天候のため、中断を挟むなか行われた。
前日にコースレコードを更新し、通算12アンダーの首位に立った松山英樹は、雷雨のために予定より大幅に遅れてのスタートとなった。立ち上がりの1番ホールでボギーから始まった3日目は、狂ったリズムを取り戻せずに「73」の通算11アンダーにスコアを落とし、順位も9位タイにまで落ち込んだ。5番、6番の連続バーディで一時的にストロークを伸ばしたものの、折返しの10番ホール、終盤の15番ホールでボギーを叩いた。3日目を終えた時点のFedExランクは、27位。
首位は、この「61」で前日の松山のコースレコードを上回った米国のジャスティン・トーマス。通算21アンダーとし、2位以下に大きな差をつけた。2位タイには、世界ランク9位のパトリック・カントレーと米国のトニー・フィナウの2人が、「68」の通算15アンダーで前日の順位をそれぞれキープした。怪我のため、POシリーズ第1戦ノーザントラスト・オープンを2日目で棄権していたタイガー・ウッズは、この日「67」で通算7アンダーとし、31位タイまで順位を挙げた。現時点のFedExランクは40位。
同大会には、フェデックスカップポイントランキング上位70人が出場。今大会後の同ランキング上位30位までが、POシリーズ最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイク・ゴルフクラブ)への出場権を獲得できる。「ツアー選手権」の優勝賞金は、1500万ドル(約16億円)。