第84回日本オープンゴルフ選手権は10月20日、最終日を迎えた。福岡県の古賀ゴルフ・クラブ(6817ヤード/パー71)では、前日第3ラウンド(R)の未消化分と、第4Rを実施。国内男子メジャー第3戦は、チャン・キム(PING/アメリカ合衆国)の逆転優勝で幕を閉じた。
日没サスペンデッドにより中断されていた第3Rは、7時50分に再開。前日暫定首位だった塩見好輝(国際スポーツ振興協会)が通算3アンダーでトップ。堀川未来夢(Wave Energy)、比嘉一貴、スコット・ビンセント(ジンバブエ)が4打差で追う展開となった。
チャン・キムは最終ラウンド、通算5オーバーの17位タイでスタート。8バーディ、4ボギーの67で回り、通算1オーバーでホールアウト。8打差を逆転しての優勝となった。一方、前日首位に立った塩見は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー、2トリプルボギーの79で、通算5オーバーで10位タイに後退。2位は通算2オーバーのショーン・ノリス(南アフリカ共和国)と堀川、4位に通算3オーバーのビンセントが続く。
賞金ランキング1位の今平周吾と同2位の石川遼は、通算6オーバーで12位タイ。この結果、チャン・キムが同1位となり、今平と石川は1つずつ順位を下げた。