25日(火)、サッカー男子日本代表はコパ・アメリカグループステージ第3節でエクアドルと引き分け、グループステージ敗退が決まった。
決勝トーナメント進出のために勝利が必要な日本は序盤からエクアドルを攻め立てる。
13分、久保が中央付近からボールを運び、フリーでボールを受けた中島がミドルシュート。ボールはゴールの上を超えた。
先制したのは15分。中島が岡崎へ出したスルーパスをエクアドルのGKドミンゲスがクリア。それを中島が拾ってシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。一度はオフサイドが宣告されたものの、ビデオ判定の結果ゴールが認められた。
23分に日本は大きなピンチを招く。GKの川島のグラウンダーのパスがメナにカットし、エリア内でフリーのエネル・バレンシアにクロス。ただし、バレンシアはシュートをうまく打てず、川島がキャッチして日本は事なきを得た。
35分にはエクアドルが得点。右サイドからメンデスがアーリークロスを入れると、相手選手に競りにいった岩田がこれを処理できず。ボールはエリア内にこぼれ、アルボレダがシュート。一度は川島が弾いたが、それを拾ったメナが右足で冷静に押し込み、日本は同点に追いつかれた。
40分には日本に決定機。素早いパスでエクアドルの守備を崩し、中島が最終ラインを破る。ゴールから距離のあるところでキーパーの上を抜くループシュートを放ったが、ボールはゴールを外れ、ネットを揺らすことはできなかった。
前半は同点のまま終了した。
後半、日本は岡崎を下げて上田を投入。68分にその上田が久保からのボールをエリア内で受けて決定機を作るが、DFに阻まれゴールはならなかった。
その後も日本はいくつか決定機を作ったものの、いずれも得点にはつながらない。
後半ロスタイムに久保がエリア内でのこぼれ球を押し込みネットを揺らしたが、オフサイドにより得点は認められなかった。
結局試合は1-1で終了し、日本はコパ・アメリカからの敗退が決定した。