サッカーの南米選手権ことコパ・アメリカが現地時間6月14日開幕し、開催国のブラジルが1次リーグA組でボリビアを3-0で破った。
ブラジルはFWネイマールの負傷離脱もあり、ボールを支配できてもボリビアの守備に阻まれ、得点を入れられず攻めあぐねる。無得点のまま前半を終えた時点で、ブーイングが浴びせられる事態に。
後半からまもなくして、FWリシャルリソンのクロスがボリビアDFジュージーノの腕に当たったとVARで判定された。これでMFコウチーニョがボリビアGKとの読み合いを制し、待望の先制点を叩き込んだ。
ようやく火が着いたブラジルは、FWフィルミノのクロスに合わせたコウチーニョがヘディングを決めて2点目を奪うと、さらに終了間近にFWエベルトンが中央を走り抜けると、右のミドルをゴールのサイドネットに突き刺した。ブラジルは3-0でボリビアを下し、9度目の優勝への一歩を記した。
日本は1次リーグC組となり、同17日に大会2連覇中のチリとの初戦を迎える。