米国シンシナティで行われているウエスタン・アンド・サザン・オープン(ATP1000、ハード)は15日、男子シングルス3回戦各試合を行い、西岡良仁(23、ミキハウス)がアレックス・デミノー(オーストラリア、世界ランキング38位)に7−5、6−4のストレートで勝利し、準々決勝へ進出した。
今大会予選から勝ち上がってきた西岡は、前日の2回戦で第6シードの錦織圭を破り、試合後の記者会見で「日本のテニス選手で有名なのは、圭となおみだけ。それを変えたい」「圭は日本テニス界のヒーローなので、昨日は興奮して眠れなかった」と語っていた(ATPツアー公式ウェブサイト)。
現在世界ランキング77位の西岡がマスターズ1000の大会で準々決勝に進出するのは初めて。対戦相手は3回戦でアドリアン・マナリノ(フランス)を7ー6(8−6)、6−2で下したダビド・ゴファン(ベルギー、世界ランキング19位)。
両者はこれまでに2度対戦し、1勝1敗と五分五分の成績。先日のシティ・オープンで対戦したばかりであり、その際は西岡が勝利を収めている。