ウエイトリフティング(重量挙げ)のアジア選手権2019が、4月20日から中国の浙江省寧波(ニンポー)で開幕する。同大会は、2020年東京オリンピック代表地区予選のひとつとなる。
女子49キロ級の三宅宏実(いちご)は、ロンドン五輪での銀、リオ五輪での銅メダルに続く、3大会連続メダル獲得を実現するべく、同大会での地区予選突破を狙う。腰痛という爆弾を抱えた状態ながら、このアジア選手権と9月の世界選手権タイ大会を経て、地元開催の五輪出場切符を手に入れる考えだ。
東京五輪に向けて挑戦階級を決めていない八木かなえ(ALSOK)は、2月のワールドカップで49キロ級に挑むも記録なしだった。かねてからアジア選手権は55キロ級と決めていたが、答えを出すためにも良い結果を出したいところだろう。
男子では、2017年世界選手権銀メダルの糸数陽一(警視庁)が61キロ級で出場する。昨年は腰を痛めるなど調整に苦しんだが、2019年2月のタイでの大会ではスナッチ133キロ、ジャーク160キロのトータル293キロで1位を飾り、スナッチ、トータルとも自身の持つ日本記録を1キロ更新している。アジア選手権での金メダルも射程圏内といえそうだ。
女子階級 | 選手名(所 属) | 競技日(予定) |
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49キロ級 | 三宅宏実 (いちご) | 4/21 |
49キロ級 | 高橋いぶき(金沢学院大学院) | 4/21 |
55キロ級 | 八木かなえ(ALSOK) | 4/22 |
55キロ級 | 佐渡山彩奈(いちご) | 4/22 |
59キロ級 | 安藤美希子(株・キュアリアス) | 4/23 |
64キロ級 | 松本潮霞 (ALSOK) | 4/24 |
64キロ級 | 吉田朱音 (自衛隊体育学校) | 4/24 |
71キロ級 | 見附絵莉 (大阪府警) | 4/25 |
76キロ級 | 神谷 歩 (金沢学院大学職員) | 4/26 |
87キロ級 | 嶋本麻美 (金沢学院大学職員) | 4/27 |
男子階級 | 選手名(所 属) | 競技日(予定) |
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61キロ級 | 糸数陽一 (警視庁) | 4/20 |
67キロ級 | 高尾宏明 (自衛隊体育学校) | 4/21 |
67キロ級 | 近内三孝 (日本大学職員) | 4/21 |
73キロ級 | 宮本昌典 (東京国際大学職員) | 4/22 |
73キロ級 | 五百蔵正和(小波津整骨院) | 4/22 |
81キロ級 | 笠井武広 (ALSOK) | 4/23 |
89キロ級 | 山本俊樹 (ALSOK) | 4/24 |
102キロ級 | 田中太郎 (自衛隊体育学校) | 4/26 |
109キロ級 | 白石宏明 (自衛隊体育学校) | 4/27 |
109キロ級 | 持田龍之輔(ALSOK) | 4/27 |