2019 FIFA女子ワールドカップ、フランス大会の決勝アメリカvsオランダが7日に行われ、2-0で勝利したアメリカが大会連覇を果たした。
試合はアメリカペースで進むも、前半はゴールが決まらず、スコアレスのまま折り返す。均衡が崩れたのは60分だった。エリア内でオランダ代表DFファン・デル・グラフトの上げた足が、アメリカ代表FWアレックス・モーガンに当たった。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での裁定を介し、主審はアメリカのPKと判定。主将のメーガン・ラピノーが決め、1-0とアメリカが先行。
69分にはローズ・ラヴェルが追加点を決め、2-0に。試合はこのままフルタイムを迎え、アメリカ代表が2015年大会に続いて連覇を果たした。なお、アメリカ代表は1991年、1999年、2015年も同大会を制しており、通算4度目の戴冠となった。
大会MVPのゴールデンボールはアメリカ代表のキャプテン、ラピノーが受賞。大会得点王は決勝でPKを決めたラピノーのほか、モーガン(アメリカ)、エレン・ホワイト(イングランド)の3名が6得点で受賞。ゴールデンブーツは、順位決定方式によりラピノーが手にしている。