柔道

1980年代は3度のオリンピックが開催されたが、日本選手団は2度しか参加していない。1980年のモスクワ五輪は政治的観点から参加を見送った。同大会に出場するはずだった柔道の山下泰裕や体操の具志堅幸司は、続く1984年のロサンゼルス五輪で見事金メダルを獲得。1988年のソウル五輪では鈴木大地と小谷実可子の競泳陣の奮闘が光った。

現在スポーツ庁長官を務める鈴木大地は1988年、21歳のときに背泳ぎでソウル五輪を制している

柔道では負傷の山下泰裕がロサンゼルス五輪を制す｜ソウル五輪では「バサロ」で背泳ぎの鈴木大地が金メダル【1980年代の日本人メダリスト】

まるで霧の中に迷い込んだ「2020東京五輪」。山下泰裕JOC会長の苦渋に満ちた表情には、過ぎ去った激動の体験がよみがえっているようだった。
「怪童」と呼ばれた少年時代から、日本柔道の象徴となった「怪物」。それが山下だった。公式戦559試合で528勝16敗15分け、勝率9割7分2厘。ギネスブックに載った203連勝（1分け含む）のまま現役を終えている。
この戦いの中には劇的な出来事がいくつもあった。

Yasuhiro YAMASHITA

東京2020 | オリンピック競技大会

山下泰裕は絶頂期にありながら、ボイコットにより1980年の五輪出場を逃した

絶望、金メダル、そして国民栄誉賞－激動五輪に遭遇の山下泰裕

五輪柔道金メダリストである日本オリンピック委員会の山下泰裕会長が、母国でオリンピックを戦う日本の柔道選手たちにプレッシャー対処法を指南。「今を楽しんでほしい」と励ます一方、国際柔道連盟（IJF）殿堂入りを果たしている柔道家は、東京2020で金メダルを取るには世界選手権を上回るパフォーマンスが必要だと述べた。

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山下泰裕：東京2020での重圧対処法

日本の柔道レジェンドとユースオリンピックのスターが、日本流の柔道美の裏にある“隠し味”について語った。

オリジナル

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日本が柔道大国になるまで

日本柔道界のレジェンド山下泰裕は、ロサンゼルス1984でふくらはぎに肉離れを起こしながらも金メダルを獲得した。

ロサンゼルス1984

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山下が負傷しながら柔道で金メダル

柔道で128連勝中のテディ・リネールが記録更新を目指すなか、スポーツ界におけるその他の驚異的な連勝を振り返る。

リオ2016 | オリンピック競技大会

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テディ・リネールらの驚異的な連勝記録

アメリカ合衆国

シモーネ

Simone Biles - Olympics.com

スウェーデン

Armand

Armand Duplantis - Olympics.com

ミカエラ

Mikaela SHIFFRIN

Ilia

Ilia Malinin - Olympics.com

Yasuhiro

柔道の創設者である嘉納治五郎の生誕日（旧暦）にちなみ、柔道の価値を広く伝えるために国際柔道連盟が定めた、10月28日「世界柔道デー」。
この日に合わせ、Olympics.comでは、オリンピックの柔道競技において、記録や記憶に残る出来事、シーンを振り返った。
改めて歴史をさかのぼってみると、柔道界ではさまざまなドラマが繰り広げられている。これを機にそれぞれの心に残っているエピソードを思い出してみよう。

TOKYO, JAPAN - JULY 25: Uta Abe of Team Japan reacts after she defeated Amandine Buchard of Team France during the Women’s Judo 52kg Final on day two of the Tokyo 2020 Olympic Games at Nippon Budokan on July 25, 2021 in Tokyo, Japan. (Photo by Rob Carr/Getty Images)

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オリンピック柔道、歴史を刻んだ記録と心に残る記憶

4月7日、安倍総理大臣が『緊急事態宣言』を行ったことを受け、日本オリンピック委員会（JOC）の山下泰裕会長が、声明を発表した。山下会長は、現在のスポーツ界が最優先すべきは、「日本社会、そして国際社会の一員として、新型コロナウイルス感染拡大防止に各自が本気で取り組むこと」と改めて明確にした。
Tokyo2020（東京五輪）は、2021年7月23日開幕に延期された。現時点で、全体で約1万1000ある出場枠の57パーセントが埋まっているとされている。東京五輪のための予選最終日は、2021年6月29日。本大会に出場する選手の最終登録の期限は、2021年7月5日となった(公式声明はコチラ）。

JOCの山下泰裕会長は、緊急事態宣言を受けて声明を出した（写真は2018年平昌五輪帰国報告会）

緊急事態宣言を受けて、JOC山下会長が声明を発表

日本オリンピック委員会会長であり柔道のオリンピック王者、山下泰裕。
自国開催の五輪に臨む日本代表選手に重圧との向き合い方を語り、「この瞬間を大切にしてほしい」と激励。国際柔道連盟（ＩＦＪ）殿堂者でもある山下は、2020年東京五輪で金メダルを獲得するには、世界選手権以上の戦いを見せなければならないと選手たちに助言する。

Yasuhiro YAMASHITA

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