フェンシング

パリ2024オリンピックで1大会メダル5個という初の快挙を成し遂げたTEAM JAPANのフェンシング代表選手。
大会2日目の7月28日に男子エペ個人で加納虹輝が金メダルを獲得したのを皮切りに、8月1日には女子フルーレ団体で銅メダル、2日には男子エペ団体で銀メダル、3日には女子サーブル団体で銅メダルを獲得。4日には男子フルーレ団体が金メダルに輝き、フェンシング競技全日程を締め括った。
男子フルーレ団体（松山恭助、飯村一輝、敷根崇裕、永野雄大）のキャプテンを務めた松山は、「個人戦が終わってからの6日間、連日日本チームが素晴らしいパフォーマンスでメダルを獲得することで、ものすごいプレッシャーがあったんですけど、そういった現実から誰一人逃げずに立ち向かったことが今回の結果に結びついたと思う」とプレッシャーを感じての団体戦となったことを決勝後に告白。「結果もそうですけど、立ち向かった勇敢さ、それは本当に自分もチームも褒めたいなと思っています」と続けた。
- 男子フルーレ団体決勝のハイライト動画を見る

パリ2024 | オリンピック競技大会

PARIS, FRANCE - JULY 29: A general view of action as Kazuki Iimura of Japan (R) and Nick Itkin of United States compete in the Fencing Men's Foil Individual Bronze Medal Bout  on day three of the Olympic Games Paris 2024 at Grand Palais on July 29, 2024 in Paris, France. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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フェンシング、入場の大階段のシーンを動画で振り返ろう

第74回全日本フェンシング選手権大会（個人戦）が9月16日に開幕。18日まで東京都世田谷区・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館にて予選を、10月3日に渋谷区・LINE CUBE SHIBUで決勝を行う。ここではフェンシング6種目の日本一を決める大会の放送予定を紹介する。
■大会日程・放送予定
9月16日
- 男子サーブル 準決勝まで
- 女子エペ 準決勝まで
9月17日
- 女子サーブル 準決勝まで
- 男子フルーレ 準決勝まで
9月18日
- 男子エペ 準決勝まで
- 女子フルーレ 準決勝まで
10月3日
- 全6種目決勝
【放送予定】
ネット：ライブ配信を予定

東京2020 | オリンピック競技大会

fencing japan

【9月16日開幕】第74回全日本フェンシング選手権大会個人戦の放送予定｜東京五輪金メダリストも出場

アメリカ合衆国

シモーネ

Simone Biles - Olympics.com

スウェーデン

Armand

Armand Duplantis - Olympics.com

ミカエラ

Mikaela SHIFFRIN

Ilia

Ilia Malinin - Olympics.com

Takahiro SHIKINE

Takahiro

パリ2024オリンピックで数多くの快挙を達成したフェンシングTEAM JAPAN。その競技最終日を有終の美で飾ったのは、男子フルーレ団体だった。
北京2008の太田雄貴によるフルーレ個人種目の銀メダル、ロンドン2012のフルーレ団体銀メダル獲得によって、日本にフェンシング競技が普及したきっかけとなった種目で、3大会ぶりのメダルを獲得し、今回ついにその頂点に立った。
決勝戦でイタリア代表を相手に45対36で完勝した日本代表、敷根崇裕、松山恭助、飯村一輝、永野雄大が、その熱戦を振り返りTEAM JAPANメダリスト記者会見でその想いを語った。

パリ2024フェンシング競技の最終試合としてグラン・パレで行われた決勝を制した、日本男子フルーレ団体

男子フルーレ団体メンバーが金獲得の想いを語る／パリ2024

パリ2024オリンピック大会9日目を迎えた8月4日は、20種目で金メダリストが誕生し、アーチェリー、競泳、自転車ロードレース、テニス、フェンシングの最終日を迎えた。
競泳では、最終種目の女子4×100mメドレーリレー決勝に、白井璃緒（背泳ぎ）、鈴木聡美（平泳ぎ）、平井瑞希（バタフライ）、池江璃花子（自由形）が4名で挑み、3分56秒17で5位入賞。優勝は、世界新記録の3分49秒63を樹立したアメリカ合衆国だった。また、1500ｍ男子決勝でも同国のボビー・フィンクが14分30秒67で世界記録を更新した。
陸上競技の花形種目、男子100mでは、日本からサニブラウン・アブデル・ハキームが日本勢92年ぶりの決勝進出を目指して挑んだ。準決勝で自己ベストを更新する9秒96を記録したが、4着全体10位で準決勝敗退となった。決勝では、東京2020男子200m覇者のノア・ライルズ（米国）が自己新記録の9秒79を出して金メダルを獲得した。
全仏オープンの会場、スタッド・ローラン・ギャロスを舞台に行われたテニス男子決勝では、歴代最多のグランドスラム24勝を誇るノバク・ジョコビッチ（セルビア）と、グランドスラム4勝の21歳、カルロス・アルカラス（スペイン）が対戦した。両者ともにオリンピックの決勝に進むのは今回が初となるなか、激闘の頂上決戦を制したのは37歳のジョコビッチだった。彼は、4大大会全制覇のグランドスラムに加えてオリンピック金メダルを獲得し、男女通じて史上5人目の『生涯ゴールデンスラム』を達成した。
最終ラウンドを迎えた男子ゴルフ競技では、東京2020で4位タイでメダルを逃した松山英樹が雪辱を果たし、銅メダルを獲得。日本に、オリンピック男子ゴルフ史上初のメダルをもたらした。金メダルは大逆転を果たした世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー（米国）、銀メダルはトミー・フリートウッド（英国）となった。
大会9日目（8月4日）の出来事を振り返ってみよう。
- パリ2024オリンピックの注目競技・注目選手［日付別］

パリ2024フェンシング／男子フルーレ団体金メダリスト（敷根崇裕、松山恭助、飯村一輝、永野雄大）

【パリ2024大会9日目ハイライト】男子フルーレ団体金！松山英樹ゴルフ初の銅！

パリ2024オリンピックのフェンシング競技で連日メダルラッシュが続くTEAM JAPAN。フェンシング競技最終日を飾るのは、日本がフェンシングではじめてオリンピックメダルを獲得した種目、男子フルーレの団体戦だった。
フルーレは、太田雄貴による北京2008フルーレ個人種目の銀メダル獲得によって、一気に日本にフェンシング競技が普及したきっかけとなった種目だが、ロンドン2012で、太田をはじめ千田健太、三宅諒、淡路卓がフルーレ団体銀メダルを獲得して以来、メダルから遠ざかっていた。3大会ぶりとなるメダル獲得をかけた決勝に、敷根崇裕、松山恭助、飯村一輝、リザーブ永野雄大が挑み、イタリア代表を相手に45対36で完勝。日本にフェンシング人気をもたらした種目で、見事にその栄光を取り戻した。
日本フェンシング代表は、パリ大会で過去最高となる合計5つのメダルを獲得（金2：男子エペ個人、男子フルーレ団体、銀1：男子エペ団体、銅2：女子フルーレ団体、女子サーブル団体）の快挙を成し遂げた。
松山は試合後のOlympics.comのインタビューで、「この3日間、日本チームが3日連続でメダルを獲得して、個人戦終わってから6日間ある中で、僕ら精神的にものすごい追い込まれてて、苦しくて、プレッシャーがあって、メダルなしじゃ日本帰れないなと思ってた」と胸の内を明かした。しかし、「実力があるからこそ、そういうプレッシャーを跳ね除けて前に進んで立ち向かうことができたと思うんで、まず優勝したこともそうなんですけど、その現実から逃げずに戦った自分とチームを本当に誇りに思います」と充実した表情を見せた。
飯村は、「今の自分にできる最大限のプレーをし続けようと自分の中で言い聞かせて、常に今を楽しめたのが、こういう結果に繋がった」と振り返り、敷根は、「東京オリンピックはすごい悔しかったので、その悔しさを今回晴らせてすごい嬉しいなっていうのが大きいです」と喜びを噛み締めた。そして「このチームなら金メダル取れるっていうのは信じてたんですけど、（プレッシャーに）打ち勝つことができて、最高の形で終えることができたのは、男子フルーレはすごい強いなっていうのを感じました」と続けた。
イタリアが1点差まで追い上げてきた勝負どころとなる第8戦で勝利した永野は、「今まで練習は誰よりもしてきた自信があったのと、相手が自分より全然強い相手だったんで、とにかく足を止めないで自分ができることをやろうと思って、それが上手くいった」と振り返った。

男子フルーレ団体3大会ぶり金メダル！パリ2024フェンシング

男子フルーレ団体史上初の金！パリ2024フェンシング

人生をかけた様々なドラマが繰り広げられるオリンピックにおいて、最も悔しい思いをした選手は誰だろうか？
選手それぞれに千差万別の物語がある中でも、あと一歩のところでオリンピックメダルを逃した4位の選手の悔しさは、想像を超えるものだろう。パリ2024オリンピックでは、TEAM JAPANを代表する5人の選手と3つの団体種目選手が、今度こそ夢を叶えるために強い決意を胸に、パリの舞台で再び挑戦する。
ここでは、東京2020大会で惜しくも4位に終わり、オリンピックメダリストの栄光を逃した選手たちが、3年にわたるさらなる努力を積み重ね、念願のパリ2024オリンピックに挑む姿を紹介する。
- パリ2024オリンピックの注目競技・注目選手［日付別］

東京2020オリンピック4位の雪辱を果たすべく、パリ2024に挑む日本代表たち

東京2020の4位の雪辱をパリ2024で誓う日本代表たち

中華人民共和国の杭州で行われているアジア競技大会で、9月24日にフェンシング男子フルーレ個人が行われ、日本代表の敷根崇裕（しきね・たかひろ）が銅メダルを獲得した。
優勝は、東京2020の同種目で金メダルを獲得したChinese Taipeiのチャン・カロン（張家朗）。準優勝は地元・中華人民共和国のチェン・ハイウェイ（陳海威）。敷根とともに3位となったのは、ライアン・チョイ（ホンコン・チャイナ）。
敷根は日本代表対決となった準々決勝で、松山恭助を接戦（15-14）の末に破ると、準決勝でチャン・カロンと対戦。東京2020金メダリストを相手に14-12で先にマッチポイントを握ったが、3ポイント連取されてチャンが勝利を掴み取った。
フェンシングでは同日、女子エペ個人も行われ、佐藤希望が準々決勝、吉村美穂が決勝トーナメント2回戦で敗退した。

アジア競技大会 | 杭州

CHIBA, JAPAN - JULY 26: Takahiro Shikine of Team Japan celebrates after defeating Alaaeldin Abouelkassem of Team Egypt in Men's Foil Individual Quarterfinal round on day three of the Tokyo 2020 Olympic Games at Makuhari Messe on July 26, 2021 in Chiba, Japan. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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フェンシング・敷根崇裕、男子フルーレで銅メダル　アジア競技大会・杭州

1秒たりとも油断できない緊張感に包まれた、フェンシング世界選手権2023最終日の男子フルーレ団体決勝。
7月30日現地時間夕方に始まったこの決勝で、日本男子チームが中華人民共和国代表チームとの戦いを制して優勝し、世界選手権団体種目での日本勢初の金メダルを獲得した。表彰式には、北京2008オリンピック、ロンドン2012のフェンシング競技でそれぞれ銀メダルを獲得した太田雄貴氏が登場し、日本代表選手らにメダルを授与した。
日本フェンシング界にとって初の世界選手権・団体での金メダルとなったことを受け、日本代表男子フルーレのキャプテンを務める松山恭助は、「歴史を作ることができ、どう表現していいかわからないくらい嬉しいです」とその喜びをOlympics.comに語った。
さらに松山は、「すごい嬉しいですし、大きな一歩だと思う」とし、「これからも勝ち続けられるように、チームで頑張っていきたいなと思います」と続けた。
1年後に迫るパリ2024オリンピックに向けては、「今日優勝したので、パリでも優勝したいと思っている」と目標を口にした上で、「これからまだワールドカップもあります。チーム一丸で頑張っていきたい」と気を引き締めた。
松山にとっては個人での銅メダルと、団体での金メダルという2つのメダルを手にした今回の世界選手権。「しっかり自分に集中してフェンシングをすればメダルを取れる、ということが今回の大会でわかった」と手応えを得たことを語った。
また、準々決勝の大韓民国代表との試合で、逆転勝利の立役者となった敷根崇裕（しきね・たかひろ）は、準々決勝を振り返り、「正直、自分の中では自信はなくて、負けるかもしれないという気持ちはよぎってたんですけど、最後4点差で僕しかいなかったので、やるしかないなと思って自信を無理やり出して、（その結果）思い切りできたなと思います」と語った。
- 男子フルーレ日本代表が初優勝！フェンシング世界選手権2023
- フェンシング世界選手権2023、結果一覧
- 【パリ2024への道】フェンシング、出場資格取得プロセスを解説

フェンシング | オリンピック予選 | 世界選手権 | ミラノ

Foil M Japan Gold medal

男子フルーレ日本代表「歴史を作ることができて嬉しい」フェンシング世界選手権2023

男子フルーレ日本代表が日本フェンシング界の新たな歴史を刻んだ！
イタリア・ミラノで開催中のフェンシング世界選手権2023最終日の7月30日、最後のプログラムとなった男子フルーレ団体決勝が実施され、日本代表チームが中華人民共和国代表を45-35で下して優勝した。日本代表が世界選手権の団体種目で優勝するのは男女を通じて初めて。男子フルーレ団体でのメダル獲得は2010年のフランス大会以来、13年ぶりとなる。
また3位にはホンコン・チャイナが入り、表彰台をアジア勢が独占した。
- フェンシング世界選手権2023、結果一覧
- 【パリ2024への道】フェンシング、出場資格取得プロセスを解説

Milan, World Championships
22-30 July In Photo: JPN vs CHN
Photo by #BizziTeam

Foil M Japan

男子フルーレ日本代表が初優勝！フェンシング世界選手権2023

不安な気持ちを退け、世界女王としてのプレッシャーを押し退け、フェンシング女子サーブルの江村美咲が日本勢初となる世界選手権2連覇を達成。1年後に迫るパリ2024オリンピックに向け、弾みをつけた。
7月22日にイタリア・ミラノで始まったフェンシング世界選手権2023は、7月27日に6日目を迎え、女子サーブル個人と男子フルーレ個人が行われ、前回大会を制した24歳の江村が決勝でデスピナ・ヨルヤドゥ（ギリシャ）を破って優勝した。日本人フェンシング選手の世界選手権2連覇は史上初。
また、女子サーブル決勝の前には男子フルーレの準決勝が行われ、26歳の松山恭助がニック・イトキン（アメリカ合衆国）に敗れたものの3位となり、自身初の世界選手権メダル獲得となった。男子フルーレの優勝は地元イタリアのトンマーゾ・マリーニ。

Milan, World Championships22-30 JulyIn photo: EMURA Misaki JPN vs  CRISCIO Martina ITA Photo by #BizziTeam

misaki emura

江村美咲が2連覇、松山恭助が3位　フェンシング世界選手権2023

イタリア北部の都市ミラノで開催されているフェンシング世界選手権2023。パリ2024オリンピック出場をかけてランキングポイントを重ねる世界各地のアスリートが集結し、7月22日〜30日の日程で世界の頂点を目指して熱戦を繰り広げる。
日本からは東京2020オリンピックで金メダルを獲得し、「エペジーン」のフレーズで日本を盛り上げた男子エペ団体チームや、世界ランキング1位の江村美咲（女子サーブル）、加納虹輝（男子エペ）、同3位の東晟良（あずま・せら／女子フルーレ）など、30選手がイタリア・ミラノへ向かった。
ここではフェンシング世界選手権2023で実施される全種目の結果と、ライブ配信情報を紹介する。
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CHIBA, JAPAN - JULY 30: Koki Kano of Team Japan, left, competes against Curtis McDowald of Team United States in Men's Ã‰pÃ©e Team Table of 16 on day seven of the Tokyo 2020 Olympic Games at Makuhari Messe Hall on July 30, 2021 in Chiba, Japan. (Photo by Elsa/Getty Images)

fencing

フェンシング世界選手権2023、結果一覧・ライブ配信

パリ 2024

東京2020

2024年8月4日、グラン・パレ - ポディウムピストで男子フルーレ団体決勝が開催。日本が金メダル、イタリアが銀メダル、フランスが銅メダルを獲得

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