Shigekix（半井重幸）

（2023年5月3日 更新）

ダンサーネーム「Shigekix（シゲキックス）」こと半井重幸（なからい しげゆき）は2002年3月11日、大阪府に生まれる。7歳の時、姉・AYANE（アヤネ／半井彩弥）の影響でブレイキンを開始。2013年、11歳の時に出場した世界大会（フランス・サン=ブリユー）のKids部門で優勝したことを皮切りに、世界的なダンサーへと駆け上げっていく。

■ブエノスアイレス2018で銅メダル

16歳のShigekixは2018年5月、カルッツかわさき（神奈川県川崎市）開催のWDSF（世界ダンススポーツ連盟）世界ユースブレイキン選手権で優勝。同選手権は第3回ユースオリンピック競技大会（ブエノスアイレス2018）の世界最終予選を兼ねており、Shigekixも出場権を得ることになる。

10月のブエノスアイレス2018では本命と目されていたShigekixだが、準決勝でBumblebee（バンブルビー／ロシア）に黒星。銅メダル決定戦でAxel（アクセル／ポーランド）に勝利。銅メダルを獲得するも、この結果が、向上心をさらに高めるキッカケとなる。

■日本選手権3連覇、パリ2024へ

ブレイキンがパリ2024で正式種目に採用されることがきまった2019年、Shigekixは世界最高峰のブレイキン大会「Red Bull BC One Japan Cypher」（北海道函館市）で準優勝。自身の夢であった「Red Bull BC One All Stars」加入を果たす。

国内では2020年からJDSF（日本ダンススポーツ連盟）全日本ブレイキン選手権で3連覇を達成。鍛え抜かれた体幹を武器に、音に合わせて止まるフリーズで、世界を魅了する。