バレーボール

「自信のレベルが違う」22歳のエース・髙橋藍はOlympics.comの独占インタビューで、日本男子バレーボールチームがパリ2024で、52年ぶりのオリンピックメダルを獲得する準備ができていると語った。

Ran TAKAHASHI

バレーボール男子日本代表 髙橋藍

髙橋藍：パリ2024バレーボールで日本男子チームが脅威となる理由

バレーボール男子日本代表は、自国開催の東京オリンピックで、バルセロナ1992大会以来29年ぶりとなる準決勝進出を果たし、日本を大いに沸かせた。スーパールーキーとしてチーム最年少の19歳で東京2020に初出場した髙橋藍（らん）は、その結果を悔しい経験だったと語る。
「自分自身がもっと海外で経験して、海外の選手相手にもっと戦えたら」
東京2020で力不足を痛感し、世界との差を縮めるために髙橋が出した答えは、尊敬する主将・石川祐希が成長をするために選んだ世界最高峰リーグ、イタリアセリエAの道を辿ることだった。
パリ2024オリンピックまで2カ月を切り、世界からも評価が高まる日本男子バレー。イタリアでの3シーズンを終え、さらなる成長を求めて日本でのプレーを決断した髙橋が駆け上がってきた階段、自分自身と日本男子バレーの進化について、Olympics.comのインタビューで語った。
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パリ2024 | オリンピック競技大会

東京2020オリンピック予選ラウンド：髙橋藍、石川祐希

男子バレーボール髙橋藍インタビュー

パリ2024オリンピックイヤー前年となる2023年が幕を開けた。今年の世界選手権や各種大会の結果がパリオリンピック出場権獲得につながり、その先で4年に1度のスポーツの祭典がアスリートたちを待っている。
オリンピックを目指す選手たちにとって重要な1年となる2023年を迎えるにあたり、彼らはどんな気持ちで年末年始を過ごしたのか。選手たちがソーシャルメディアを通じて多くのファンと共有した2022年の総括や2023年の目標をまとめた。
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Japanese athlete 2023

アスリートたちの年末年始…オリンピックイヤー前年の2023年がスタート！

アメリカ合衆国

シモーネ

Simone Biles - Olympics.com

スウェーデン

Armand

Armand Duplantis - Olympics.com

ミカエラ

Mikaela SHIFFRIN

Ilia

Ilia Malinin - Olympics.com

令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンドが、Asueアリーナ大阪（大阪府大阪市港区）にて12月12日に開幕する。
この大会はその名の通り、バレーボールの日本一のチームを決定する国内選手権大会で、2007年の創設から毎年実施されており、2024エディションで18回目の開催を数える。
そして、ファイナルラウンドには、都道府県ラウンドを経てブロックラウンドを勝ち抜いた男女それぞれ16チームと、2024年10月に生まれ変わったばかりのSVリーグの前身となるV1リーグより昨シーズンの上位8チーム、男女合計で48チームが出場し、王座をかけてトーナメントを争う。
大会のエントリーチームには、前年チャンピオンである男子の大阪ブルテオン（旧：パナソニック パンサーズ）と女子のNECレッドロケッツ川崎などが名を連ねており、パリ2024バレーボールで活躍した西田有志や山田二千華（写真上）などのオリンピック日本代表メンバーが国内の所属チームで見せるプレーにも注目が集まる。
ここでは、全日本バレーボール選手権2024ファイナルラウンドの放送予定や出場チームなどを一覧にして紹介しよう。

TOKYO, JAPAN - MAY 01: Nichika Yamada #19 of Japan looks on during the women's international volleyball game between Japan and China at the Ariake Arena on May 01, 2021 in Tokyo, Japan. (Photo by Takashi Aoyama/Getty Images)

Nichika Yamada #19 of Japan looks on during the women's international volleyball game between Japan and China at the Ariake Arena on May 01, 2021 in Tokyo, Japan.

天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権2024ファイナルラウンド丨日程・放送予定・ライブ配信・チーム一覧

バレーボールの新たな日本最高峰リーグ、「大同生命SV.LEAGUE」が10月11日に産声をあげる。記念すべき開幕カードは男子のサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオン。サントリーには髙橋藍、大阪Bには西田有志ら日本代表選手も多く在籍しており、注目度は高い。ここでは同カードを含む、男子と女子の開幕節の放送予定などを紹介する。

PARIS, FRANCE - JULY 31: Ran Takahashi #12 of Team Japan reacts during the Men's Preliminary Round - Pool C match between the Japan and Argentina on day five of the Olympic Games Paris 2024 at Paris Arena on July 31, 2024 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

Ran Takahashi

SVリーグ開幕戦｜放送予定一覧！テレビ・ネット中継・ライブ配信

16日間にわたって熱い戦いが繰り広げられたパリ2024オリンピックが8月11日にその幕を閉じた。
2021年に行われた東京2020オリンピック以降、あるいはそれ以前からパリでの戦いに向けて選手たちは準備を進め、厳しい代表選考会や代表争い、出場枠獲得のための予選大会を戦ってきた。多くの人が道半ばにしてパリへの挑戦を終え、ほんの一握りの選手が7月26日に幕を開けたパリ2024に辿り着き、その舞台にすべてをぶつけた。
スポーツの世界には勝ち負けはつきものだ。勝利の歓喜もあれば、敗北の涙もある。選手たちはさまざまな経験を得て歴史の一部となり、パリで得たものを次に繋げていく。選手たちは何を感じ、何を持ち帰ったのか。
選手たちがパリで見せた汗と涙、そして情熱…。彼らの想いが詰まった言葉をもとにパリ2024を振り返ってみたい。
誰かが勝てば、誰かが負ける
> 「現実から誰一人逃げずに立ち向かったことが今回の結果に結びついたと思う」
\-\- フェンシング男子フルーレ団体 松山恭助
今大会で日本代表のメダルラッシュに沸いた競技のひとつといえばフェンシングだ。北京2008で初めてメダルを獲得して以降、ロンドン2012、東京2020で日本代表選手はメダルを獲得してきたが、各大会ではそれぞれメダル1個。しかしパリ2024ではフェンシング競技最終日を残して、4つのメダルを獲得するという快挙を成し遂げていた。最終日に行われた男子フルーレ団体では、松山恭助率いる日本代表チームが世界ランキング1位で臨んでおり、当然ながら金メダル獲得に期待が寄せられた。
世界ランキング1位とはいえ勝利が保証されているチームなどはスポーツの世界には存在しない。周囲からの期待、自らがかけるプレッシャーを抱えて挑んだ7月29日、敷根崇裕、松山恭助、飯村一輝、永野雄大は見事に戦い抜き金メダルを獲得した。
決勝戦を振り返ったキャプテン松山は「個人戦終わってからの6日間、連日日本チームが素晴らしいパフォーマンスでメダルを獲得することで、ものすごいプレッシャーがあったんですけど、そういった現実から誰一人逃げずに立ち向かったことが今回の結果に結びついたと思う」。
「結果もそうですけど、立ち向かった勇敢さ、それは本当に自分もチームも褒めたいなと思っています。東京オリンピックが終わってからの3年間で、ひとつひとつの試合で確かに自信を得て、自信を持ってプレーしたことが結果につながった」とメンバーを称えた。
- 男子フルーレ団体メンバーが悲願の金メダル獲得の想いを語る

Team Japan athletes

パリ2024、選手たちの言葉で熱戦をたどる

パリ2024オリンピック男子バレーボール日本代表は8月5日、準々決勝でイタリアと対戦し、フルセットの末に惜敗してベスト4進出とはならなかった。
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日本代表、4強まであと1点も…イタリア代表に逆転負けで準々決勝敗退｜パリ2024バレーボール男子

PARIS, FRANCE - AUGUST 05: Ran Takahashi #12 of Team Japan is consoled by Philippe Blain, Head Coach of Team Japan after the team's defeat in the Men's Quarterfinal match between Team Italy and Team Japan on day ten of the Olympic Games Paris 2024 at Paris Arena on August 05, 2024 in Paris, France. (Photo by Carl Recine/Getty Images)

Ran Takahashi #12 of Team Japan is consoled by Philippe Blain, Head Coach of Team Japan after the team's defeat in the Men's Quarterfinal match between Team Italy and Team Japan on day ten of the Olympic Games Paris 2024 at Paris Arena on August 05, 2024 in Paris, France. 

髙橋藍「ブラン監督と一緒にオリンピックでメダルを取りたかった」

パリ2024オリンピックのバレーボール競技は8月5日、男子準々決勝を実施。試合前の時点でFIVB（国際バレーボール連盟）ランキング6位の日本代表は、同2位のイタリア代表と対戦した。

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日本代表、4強まであと1点も…イタリア代表に逆転負けで準々決勝敗退｜パリ2024バレーボール男子

パリ2024オリンピックのバレーボールは現地時間8月2日、男子予選ラウンドを実施。試合前の時点でFIVB（国際バレーボール連盟）ランキング4位の日本代表は、予選ラウンド・グループCの第3戦目で、同6位のアメリカ合衆国代表と対戦した。

パリ2024バレーボール男子予選ラウンド／西田有志がアメリカ合衆国との試合で活躍

日本代表、準々決勝進出決定！｜パリ2024バレーボール男子

パリ2024オリンピック開会式の翌日7月27日から始まる男子バレーボール予選ラウンド。男子日本代表チームは、ミュンヘン1972以来、52年ぶりとなる金メダル獲得を目指す。
現在、世界ランキング2位の男子日本代表が予選ラウンド・グループCで対戦する相手は、アメリカ合衆国（同6位）、アルゼンチン（同8位）、ドイツ（同11位）の代表チームだ。まずは3試合を戦って決勝トーナメント進出を狙う。
男子日本代表は、前回の東京2020では決勝トーナメントに進んだものの7位に終わっている。今大会では、キャプテンの石川祐希をはじめ、西田有志、髙橋藍、関田誠大、山内晶大、山本智大らの前回大会メンバーに、初出場の宮浦健人、髙橋健太郎、甲斐優斗らの新戦力が加わった。フィリップ・ブラン監督の指揮する男子日本代表チームは、今年6月FIVB（国際バレーボール連盟）バレーボールネーションズリーグ（VNL）2024で銀メダルに輝き勢いに乗っており、パリの大舞台でのさらなら躍進に期待が高まる。
「決して簡単なグループではないですし、どのチームも力をもっているので気は抜けないです。オリンピックの目標はメダルを獲得することなので、そこだけを見て練習していくことと、どの試合も簡単な試合ではないので、毎試合、毎試合、全力を出せるようにがんばります」と、石川は日本バレーボール協会（JVA）の公式SNSで話している。
いよいよ開幕となるパリ2024男子バレーボール予選ラウンドで男子日本代表チームは、どのようなチームと対戦するのか？ここでは、男子日本代表チームが対戦するグループCの代表チームと見どころを紹介する。
- バレーボール男子の組み合わせ決定！ 日本はアメリカ合衆国、アルゼンチン、ドイツと同組に
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VNL2024 vs Canada

パリ2024オリンピック男子バレーボール予選ラウンド、日本の対戦相手は？

7月26日にセーヌ川で予定されている開会式が間近に迫るパリ2024オリンピック。
2017年から男子日本代表コーチを務めてきたフィリップ・ブランが、東京2020後に代表監督に就任し、パリ2024出場を目指して改革を行ってきた3年間。2023年には、バレーボールネーションズリーグ（VNL）で大会史上初の3位に輝き、3大会ぶりにアジア選手権を制覇。パリオリンピック予選を兼ねたワールドカップで、16年ぶりに自力でオリンピック出場を掴み取り、進化した日本バレーを世界に示した。オリンピック前哨戦となる今年のVNL予選ラウンドでは、最終戦をアメリカ合衆国に完勝し、過去最高となる2位に世界ランキングを浮上させ、大会史上初の決勝進出、銀メダルを獲得し勢いをつけたTEAM JAPAN。
ブラン監督が世界ランキング1位のポーランドにも引けを取らないチームだと胸を張るチームに成長した日本代表は、7月27日からスタートする予選ラウンドのグループCでアメリカ合衆国代表、アルゼンチン代表、ドイツ代表と予選ラウンドを戦い、8月5日から始まる決勝ラウンドへの進出、8月10日に行われる決勝で一番輝く色のメダルを目指す。
ここでは、日本バレーボール界に新たな歴史を刻む準備が整った男子日本代表の注目メンバーを紹介する。
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男子日本代表バレーボール

バレーボール男子・日本代表注目メンバー紹介

東京2020オリンピックでは、過去に金メダルを獲得したことのなかったチームが男女それぞれで優勝するという展開となったバレーボール。女子ではアメリカ合衆国が決勝でブラジルを下し、男子ではイアルバン・ヌガペト率いるフランスが接戦の末にROCを倒して初の金メダルを獲得した。男子ではヌガペトが、女子ではアメリカ合衆国のジョーダン・ラーソンがMVP（最優秀選手）に輝いた。
一方、日本女子にとっては悔いの残る大会となった。予選ラウンドで1勝4敗に終わり、25年ぶりの予選ラウンド敗退。女子チームを立て直すべく白羽の矢が立てられたのが、ロンドン2012で女子チームを銅メダルに導いた眞鍋政義（まなべ・まさよし）監督である。眞鍋監督は古賀紗理那をキャプテンに据え、パリ2024での女子復活を誓う。
日本女子とは対照的に、新たな時代の始まりを感じさせる活躍をみせたのが男子日本代表だ。北京2008以来、3大会ぶりのオリンピック出場となった男子チームは、予選ラウンドで3勝2敗の成績をおさめ、29年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。パリ2024に向けてもキャプテンの石川祐希を中心に、西田有志、髙橋藍らが引き続きチームを率いており、成績はもちろんのことバレー人気を一層高めている。
パリ2024の舞台は東京2020の男子の覇者フランスの本拠地であるだけに、バレーボールの注目度はこれまで以上に高まることだろう。その中で各チームがどのような戦いを見せるのか。
ここでは、7月27日（土）〜8月11日（日）にパリ15区に位置するパリ南アリーナ1で実施されるバレーボール競技の日本代表出場選手、競技の注目ポイント、試合日程などを紹介する。
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バレーボール日本代表

パリ2024バレーボール観戦ガイド

強豪国による国際大会シリーズ、FIVB（国際バレーボール連盟）バレーボールネーションズリーグ（VNL）男子ファイラルラウンド決勝、日本代表 vs.フランス代表が現地時間6月30日、ポーランド中央部の都市・ウッチで行われた。
日本は前回大会で銅メダルを獲得しているが、主催国際大会で銀メダル以上の成績を残すのは1977年FIVBバレーボールワールドカップ以来、47年ぶり（優勝はソビエト連邦）。金メダル獲得となればミュンヘン1972以来となる。Tokyo2020金メダルのフランスとは予選ラウンド第3週で対戦。2セットを先取されながら3セットを連取し、逆転勝利を収めていた。
日本は石川祐希（主将）、関田誠大、髙橋健太郎、小野寺太志、西田有志、大塚達宣、山本智大（リベロ）でスタート。石川、西田が得点を重ねるも、終盤に追い抜かれ、23-25で第1セットを落とす。しかし第2セットは序盤からリードを奪うと、最後は小野寺のブロックが決まり、25-18で取り返す。
第3セットは一転、リードを許す展開。途中出場の宮浦健人や富田将馬らの得点で追い上げるも、23-25で追い込まれる。第4セットも終盤まで競り合う展開となるが、最後は突き放されて23-25。日本はセットカウント1-3で黒星。落としたセットは全て2点差、惜敗と言える内容だったが、バレー男子日本は女子と同様、パリ2024に向けて堂々と誇れる銀メダル獲得で今シーズンのVNLの幕を閉じた。

VNL2024FINAL

バレーボール男子日本、VNL2024で銀メダル獲得

パリ 2024

東京2020

2024年8月5日、サウス・パリ・アリーナ1で男子予選ラウンドのイタリア対日本が開催。最終スコア：イタリア 3-2 日本

リプレイ

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ITA-JPN - 男子準々決勝 | バレーボール | パリ2024オリンピック

2024年8月2日、サウス・パリ・アリーナ1で男子予選の日本対アメリカ合衆国が開催。最終スコア：アメリカ 3-1 日本

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男子予選ラウンド JPN-USA | バレーボール | パリ2024オリンピック

2024年7月31日、フランスのサウス・パリ・アリーナ1で男子予選ラウンドの日本対アルゼンチンが開催。最終セット：日本 3-1 アルゼンチン

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男子予選ラウンド JPN-ARG | バレーボール | パリ2024オリンピック

2024年7月27日、サウス・パリ・アリーナ1で男子予選ラウンド - プールCの日本対ドイツが開催。最終スコア：日本 2-3 ドイツ

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Ran TAKAHASHI

特集

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男子バレーボール髙橋藍インタビュー

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