カリフォルニア出身、1994年生まれのコロヘ・アンディーノには、サーフィンの血が流れている。
彼は、元ナショナルチャンピオンで、ワールドサーフィン・リーグ(WSL)のチャンピオンシップ・ツアー(CT)に出場していたディノ・アンディーノの息子で、いわゆる二世プロサーファー。ディノは、わずか2歳の息子コロヘ(ハワイ語で小さないたずらっ子の意)をボードに乗せて、波の上を体験させ始めた。
アンディーノは、サーフィンを始めてから成功を収めた。コーチだった父親に促され、2002年に8歳で初めて出場したコンテストで優勝し、その3年後には初の全米タイトルを獲得。アメリカ人のアンディーノは、アマチュア時代に9つのナショナル・スコラスティック・サーフィン・アソシエーションのタイトルを獲得した。これはサーフィンの歴史上、男性選手の中で最多回数だ。2009年、アンディーノはNSSAのジュニアタイトルを獲得するのではないかと言われていたが、弱冠15歳で男子オープンのチャンピオンになり、歴史に名を残した。
2011年には、Vans Pro Juniorをはじめとする男子予選シリーズの5つの大会で優勝し、ブレイクを果たす。これにより、アンディーノはわずか18歳で、サーフィンの最もエリートな大会であるCTにフルタイムで参戦することになった。
勝利の歴史を重ねてきたアンディーノだが、未だにCT初優勝を果たせていない。初優勝はまだでも、安定した成績を残しており、ツアーに参加している他の選手たちの背中を追っている。アンディーノは、2019年の2回を含む5回の決勝進出により、サーフィンが五輪デビューする2021年開催の東京2020オリンピックの出場権を獲得した最初のアメリカ人サーファーとなった。
同国のジョン・ジョン・フローレンスと同様に、大会を前にしてアンディーノのフィットネスには不安が残る。27歳のアンディーノは、長年苦しんでいた足首の怪我のために4月に手術を受けた影響で、3月のCT出場を断念した。一刻も早く復帰し、7月の志田下海岸の波に挑みたい。
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