シリルは、2014年にカメルーンからイギリスに渡った。亡命申請の審査を待っている間に苦しい時期を過ごしたが、ウエイトリフティングがその苦しい時期を救ってくれたと振り返っている。亡命申請が承認されてから3年後の現在、彼は2017年、2018年、2019年のイギリス、イングランド、BUCSのウエイトリフティング選手権で優勝するなど、英国の重量挙げの記録を複数保持。最近では、ミドルセックス大学で精神看護学の優等学位を取得して卒業したが、他者のケアを恩返しの方法だと考えている。現在は、トレーニングと並行して修士号の取得を始めたいと考えている。
東京2020にはIOC難民選手団として出場し、ウエイトリフティングで10位という好成績を収めた。
オリンピック後、自身が持つイギリス記録を更新し、同国の国籍を取得した。
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