ハワイ生まれのカリッサ・ムーアは、メダル候補としてオリンピックに臨む。
彼女は、1年のうち6ヶ月間は、夫のルークと2匹の犬、マヤとタフィーと一緒にホノルルでの静かな生活を楽しんでいる。
しかし残りの半年間は、“波を追いかけて”、そしてプロサーファーとしての夢のために世界中を巡っている。
すべての始まりは、彼女が5歳のとき、父親と一緒にワイキキのビーチでサーフィンをしたことだった。
「5歳のときにワイキキビーチで父にサーフィンを教わり、すぐに夢中になった」と彼女は自身のウェブサイトで明かしている。
「海は私の幸せな場所!」
そして、彼女の競技成績が、ムーアが波を支配していることを物語っている。
2010年に競技シーンに登場すると、2つのコンテストで優勝し、総合3位に入賞してルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。次のシーズンは3つのイベントで優勝し、ステファニー・ギルモアを退けて初の世界タイトルを獲得した。
そのとき18歳だった彼女は、タイトルを獲得した最年少サーファーとなった。
2013年と2015年には、ワールドツアーのタイトルも獲得している。2016年と2017年は惜しくも逃したが、2019年には圧倒的な強さを取り戻し、4度目のワールド・サーフ・リーグタイトルを獲得。その結果、2021年に開催される東京2020に出場するアメリカ代表のメンバーに選ばれた。
競技での成功を受けて、ムーアは、水の中だけでなく、外でもレガシーを残したいと考えている。そしてサーフィンなどを学びたい少女たちに機会を提供する慈善団体を立ち上げた。
目標は、「彼女たちが、強く、美しく、自信に満ちた若い女性になるよう励まし、そしてそのお返しをすること」とムーアはRBに語った。
しかし今現在は、オリンピックに集中している。2020年と2021年のチャンピオンシップツアーで連続して2位を獲得したムーアは、世界ランキング1位として、オリンピックに臨む。
Athlete Olympic Results Content
You may like